北上・西和賀

チャレンジデー 競技通し市民ら汗 北上 タグラグビーに挑戦

チャレンジデーでタグラグビーに挑戦する市民ら

 世界一斉の運動イベント・チャレンジデー2018が30日に各地で行われ、北上市はニュージーランドのマタマタ・ピアコ地区、長崎県大村市と同時対戦。釜石市も会場となる2019年のラグビーワールドカップ(W杯)日本大会に向け盛り上がりを図ろうと、強豪国ニュージーランドで人気の競技などを通して市民らが汗を流した。

【社会面に関連】

 15分以上継続して運動した人の人口に対する割合を自治体同士が競い合う。参加7回目の北上市は、W杯に向けて17年からマタマタ・ピアコ地区と交流。釜石で試合があるウルグアイ代表の公認キャンプ地にも内定し、大会機運が徐々に高まりつつある中でチャレンジデーを迎えた。

 北上総合運動公園では早朝にオープニングイベントを開催。髙橋敏彦市長は「多くの皆さんがスポーツを楽しみ、毎日続けることで健康につながれば」と呼び掛けた。

 会場ではタグラグビーやクリケットなどニュージーランドの人気スポーツの体験が催され、幅広い年代が楽しんだ。タグラグビーに参加した同市大堤西の佐藤美智代さん(55)は「最初はルールが分からなくても、やってみると楽しい」と笑顔でプレーしていた。

 北上市の実行委によると、マタマタ・ピアコ地区は人口3万4700人で、チャレンジデー初参加。大村市は11回目で、9万5971人(ともに参加申請時)。北上市は1月末現在9万2851人で、通算戦績は2勝4敗。昨年は参加率65・5%で秋田県大館市に惜敗しており、今年は70%を目標に掲げている。

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