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本県農業の発展期す JA全農いわて 「純情産地」誕生30周年 盛岡で躍進大会

「純情産地いわて」ブランドの魅力について語る(左から)久保会長、のんさん、達増知事(2018年6月1日撮影)

 JA全農いわて(久保憲雄運営委員会長)は1日、盛岡市内で県産農畜産物の複合的ブランド「純情産地いわて」誕生30周年の躍進大会を開いた。女優のん(本名能年玲奈)さんをはじめ、各品目のイメージアップや消費拡大に尽力した関係者に感謝するとともに、本県農業のさらなる発展を誓った。

 職員や来賓ら約300人が出席。久保会長はあいさつで、同ブランドの発展に尽力した関係者に感謝するとともに、「所得増大に向けた純情産地確立プランの実践と農業生産の拡大を図るための生産基盤の維持・拡充策を一層加速させ、自己改革に積極的に取り組んでいく」と述べた。

 席上、みちのく純情会など3卸業者に感謝状を贈ったほか、2017年に続き、のんさんを宣伝本部長に委嘱した。

 トークセッションでは、達増拓也知事、のんさん、久保会長の3人が登壇。県産農畜産物について、のんさんは「全てがおいしく、生産者の愛情が詰まっている」と絶賛した。達増知事は「海外からのニーズも増えている。高品質を維持する技術を発展させられるよう支援したい」と語った。

 同ブランドは、本県の“純情人”が生産した農畜産物の魅力を全国に発信する目的で、1989年に誕生。「いわて純情むすめ」の取り組みをはじめ、いわて純情米、純情りんごの売り出しなど、純情ブランドによる産地確立、消費拡大を進めている。

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