一関・平泉

素材の味 そのまま 平泉 大文字りんごをゼリーに 松栄堂

平泉産のリンゴを使った新商品の菓子「平泉大文字りんごゼリー」
▲「平泉大文字りんごゼリー」をPRする松栄堂の里見常務取締役

 菓子製造・販売の松栄堂(本社一関市、小野寺宏眞代表取締役社長)は1日、平泉産のリンゴを使った新商品の菓子「平泉大文字りんごゼリー」を発売した。同日は同社の里見尚一常務取締役や生産者の代表らが平泉町役場を訪れ、青木幸保町長に新商品を披露した。

 平泉大文字りんごゼリーは、同町長島の大文字りんご(尾川馨代表取締役)が乳酸菌ヨーグルト農法で栽培したリンゴが原料。同農法による低農薬化や無袋栽培により味が評判のリンゴで新たな平泉ブランドを開発しようと同社が商品化を進めてきた。

 新商品の披露では、里見常務取締役が「素材の生食がおいしくなければ商品は売れない。昔から評判の大文字りんごだからこそできた商品」と説明。尾川代表取締役は「自分が作ったリンゴが商品化されると思わなかったのでうれしい」、試食した青木町長は「リンゴそのものの味がしておいしい。町としても6次産業化を進めているので、今後に期待したい」とそれぞれ語った。

 平泉大文字りんごゼリーは1個200円で、贈答用に6個入り1箱1566円、9個入り1箱2268円(いずれも税込み)も用意。同市地主町の総本店をはじめとする松栄堂各店で販売しているほか、今後は道の駅などへも販路を広げていきたいとしている。

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