一関・平泉

豊かな自然守り継ぐ 「森は海の恋人」植樹祭・室根 全国から1600人参加【一関】

大漁旗がたなびくひこばえの森で植樹作業に当たる「森は海の恋人」植樹祭の参加児童

 第30回「森は海の恋人」植樹祭は3日、一関市室根町の矢越山(519メートル)ひこばえの森で開かれた。青空の下、全国から集まった約1600人が落葉広葉樹の苗木を植樹。活動開始から30回を迎え、関係者が森と海がもたらす恵みに感謝し、これからも豊かな自然を守り継ぐことを誓った。【14、15面に関連】

活動開始30回

 植樹祭は、牡蠣(かき)の森を慕う会(畠山重篤代表)と室根町第12区自治会(三浦幹夫会長)が協力し、気仙沼湾に注ぐ大川上流の室根に落葉広葉樹を植え、カキが育つ豊かな海をつくろうと宮城県気仙沼市の漁師たちが1989年に始めた。前回までに約5万本が植えられ、植樹面積は25ヘクタールに上る。

 麓のひこばえの森交流センターで開会行事が行われ、三浦会長は「30回を迎えることができたのも活動を理解してくれた全国の方々の支援のおかげ。元気の発信元としてこれからも皆さんと交流していきたい」、畠山代表は「木を植えると育つまで時間がかかるように、何事も粘り強くやっていかないと結果は出ない。何世代かにわたって参加する人もいる。30年開催できたことに感謝したい」とあいさつした。

 その後、参加者は植樹会場へ登山を兼ねて移動。同日は雲一つない晴天で、大漁旗がたなびく約50アールの山地にミズナラやコナラ、カツラなど1500本の苗木を植えた。室根町と気仙沼市の小学校の児童も参加し、元気よくくわを振るい、苗木を植えて落ち葉や土をかぶせていた。

 菅原雄大君(室根西小5年)は「暑くて登るのが大変だったけど、みんなと一緒に来られて楽しかった。室根以外も自然がいっぱいで空気がきれいな場所が増えていけばうれしい」と話していた。

momottoメモ

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