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感謝伝え閉幕 東北絆まつり 盛岡 30万3000人が来場【岩手】

東北の底力を発信し、閉幕した「東北絆まつり2018盛岡」。パレードの復路では、出演者が笑顔を振りまきながら見物客と交流した

 東北6県の代表的な夏祭りが集結し、盛岡市で開催された「東北絆まつり2018盛岡」(実行委主催)は3日、閉幕した。東日本大震災からの復興を願うとともに、まつりで生まれた絆を一層強めることを誓い合い、2日間の日程を終えた。

 パレードには、初日と同様に、山形花笠(はながさ)まつり、福島わらじまつり、仙台七夕まつり、盛岡さんさ踊り、青森ねぶた祭、秋田竿燈(かんとう)まつりが参加。出発式で、釜石市出身の前川育緒佳さん(県立大総合政策学部1年)が「(震災後には)日本中、世界中から温かい支援があった。岩手、東北からありがとうを伝えたい」と感謝のメッセージを述べた。式後は約1300人が沿道の見物客に笑顔を振りまきながら、華やかなパフォーマンスを通じて東北の底力を発信した。

 一方、岩手公園(盛岡城跡公園)に設けられたステージでは、奥州市の江刺鹿踊(ししおどり)、北上市の鬼柳鬼剣舞など11団体が出演。躍動的で力強い演舞を披露し、観客から盛んな拍手が送られた。

 運営本部の発表によると、期間中の来場者数は約30万3000人。6年前に盛岡市で開催された東北六魂祭の来場者を6万人ほど上回る人出となった。熱中症とみられる症状やけがなどで、2日は43人、3日は38人が救護所を利用。うち2日に3人、3日に4人が救急搬送されたが、大きな混乱はなかった。

 岩手公園で行われた閉祭式で、実行委会長の谷藤裕明盛岡市長は「復興に向けた熱い思い、国内外からの支援への感謝を全国に発信できた」と総括。震災復興に祈りを込め、来場者らが色とりどりの風船を空に飛ばし、フィナーレを飾った。

momottoメモ

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