一関・平泉

絶景 草刈りアート パラグライダー着陸場に「MURONE」【一関】

室根山頂から約500メートル下に施された草刈りアート。上空でしか味わえない絶景として話題を呼んでいる(MAPSパラグライダースクール提供)

 一関市室根町のMAPSパラグライダースクール(鈴木孝世校長)は、室根山のパラグライダー着陸場に草刈りアートを施した。室根に訪れる全国の人たちに上空からの景色を楽しんでもらおうとするアイデアで、愛好者の間で話題となっている。

 5月末に開催した「室根山スカイミーティング」を盛り上げようと、鈴木校長が中心となって1日がかりで草刈りアートを手掛けた。場所は山頂から約500メートル下に位置する緊急着陸場で、約100アールの草地に「MURONE」のアルファベットスペルと方角を示す「W」「E」、室根山の山の形を再現した。

 同ミーティングには東北を中心に約30人が参加し、上空から見事な“地上絵”を堪能。9月には同スクール40周年イベントもあることから、定期的に手入れが行われるという。

 室根山スカイスポーツ協会の矢野道弘会長は「空から見た時、はっきりときれいに見えたのでびっくりした。愛好者増加のきっかけにもなればうれしい」と話していた。

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