花巻

分科会と講演で役割学ぶ 花巻 県保育研究大会始まる

2日間の日程で始まった県保育研究大会。分科会と講演で保育の役割、実践について学びを深める

 県社会福祉協議会・保育協議会(藤本達也会長)の2018年度県保育研究大会は6日、花巻市湯本の花巻温泉ホテル千秋閣で始まった。2日間の日程で、分科会での研究発表や講演を通して保育士らが子供への最善の保育提供に向けて学びを深める。

 県内の保育・子育て支援関係者が情報共有を通して保育の役割、実践について研鑚(けんさん)を積む場として毎年開催。「すべての人が子どもと子育てに関わりを持つ社会の実現をめざして」を主題に、保育士や栄養士、調理師ら保育施設関係者約400人が参加し、開会式で藤本会長が「学んだことを自園での研究に役立ててほしい」と促した。

 初日は開会式に続いて▽新たな時代の保育実践▽保育者の資質向上を図る▽家庭や地域との連携による食育の推進-など全国共通のテーマ別に分科会を開き、22施設・グループが研究内容を発表した。

 このうち、花巻市大迫町の市立亀ケ森保育園は、「園外保育を通して自然と関わる力を育てる」と題して豊かな自然環境を取り入れた2年間の研究成果を紹介。散歩コースに子供たちが関心を示した箇所を記したマップを作って年間の散歩計画を保育計画に組み入れ、自然体験の実践を積み重ねる中での内面の「育ち」を確認したという。

 昆虫の観察やブルーベリーの収穫体験などを通して「たくさんの発見や感動体験につなげることができた。事例の検討で保育者自身も子供たちへの言葉掛け、関わり方の修正を意識するようになった」などと成果を説明。「今何を楽しんでいるか、何を体験しているかを丁寧に読み取りながら、個々の子供の気持ちや育ちにどのような関わりが望ましいかを全職員で学び合っていきたい」と語った。

 7日は、岩手看護短大講師で助産師の西里真澄氏(あそびma・senka代表)と日本保育保健協議会長の三浦義孝氏(みうら小児科院長)が講演する。

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