奥州・金ケ崎

町立図書館題材に小説 作家・平谷さん書き下ろし 20周年まつりで公開【金ケ崎】

「図書館嫌い」に登場の職員と一緒に新設された自らのコーナーの前に立つ平谷さん(右)

 金ケ崎町西根の町立図書館で16日に開催される同町新図書館開館20周年記念「20周年図書館まつり」で、同町在住の作家平谷美樹さん(58)が同まつりに合わせて書き下ろした「図書館嫌い」が公開される。同図書館をモチーフにした図書館小説の第2弾で、当日は「図書館嫌い」の朗読会をはじめ平谷さんによる講演会が開かれるほか、子供たちを対象にしたイベントも計画されている。

 平谷さんは、2000年「エリ・エリ」で第1回小松左京賞、14年「風の王国」シリーズで第3回歴史時代作家クラブ賞シリーズ賞を受賞。17年は、本好きで引っ込み思案な中学生の少女を主人公にした図書館小説「しおり」を発表した。

 第2弾となる「図書館嫌い」は、小学校の頃の嫌な経験から図書館が嫌いになった小夜子が、幼い娘の「絵本を書きたい」という願いをきっかけに、図書館に対する認識を変え、図書館が好きになっていくというストーリー。同図書館が舞台で、実際の職員2人も登場する。

 当日は午前10時開館。小学生を対象にヒントから1冊の本を見つけ出す「謎解きプロジェクト-めざせ!図書館マスター」が10時30分から行われるほか、午後2時からくす玉割りなどのステージセレモニー、3時から読み聞かせグループ「ぶっくわあむ」による「図書館嫌い」の朗読会、3時30分からは平谷さんの講演会と交流会が開かれる。

 平谷さんの図書館小説は同図書館でしか読むことができない。「図書館嫌い」は館内に7月下旬まで掲示される予定。

 平谷さんは「これを素材として遊んでほしい。イラストを描いたり、読むだけではなく書いたりして楽しんでもらいたい。何かをやりたいと思っている人の刺激になれば。ライフワークの一つにしたい」と話している。

 6月1日からは、平谷さんの約80作品を集めたコーナーが館内に開設されている。

 今回の図書館まつりは親子がテーマで、同図書館では多くの人たちの来場を呼び掛けている。

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