大人気“カリクマ”職員 金沢市民セ【一関】
一関市花泉町の金沢市民センターで働いているクマの職員「チョコラ」=写真=。かわいらしいフォルムで子供たちの人気を集める一方、シーズンに合わせて衣装を変えるファッションの“カリク(ス)マ”。センター入り口正面に置かれた指定席に座り、金沢小児童たちの熱視線を集めている。
チョコラは身長約80センチのビッグサイズのぬいぐるみ。2017年の春に同センターの物置で冬眠しているのを佐々木祥子副所長らがスカウトし、職員兼オリジナルマスコットキャラクターに就任した。
名前は同6月に児童から公募。雄の6歳で、金沢出身の金沢っ子だ。日なたぼっこが趣味で、東京ディズニーランドで働くことを夢見ているという。
12月にはサンタクロース、1月は紋付き、2月には鬼と季節が変わるごとに職場の同僚や児童に手伝ってもらって衣替え。服装を変えるたびに同センターのインターネット交流サイト(SNS)にアップし、フォロワーにアピール。6月はジューンブライドにちなみ、雄ながら花嫁衣装を披露する斬新なファッションセンスを光らせている。
児童たちからの人気は抜群で、次回のファッションに早くも期待が高まる。菅原瑛菜さん、吉田悠珠さん(ともに1年)は「頭に花が載っていてかわいい。次はどんな服になるのか楽しみ」と心待ちにしていた。