県内外

あすチャグチャグ馬コ【岩手】

 華やかな装束を身に着けた馬たちが初夏のみちのく路を行進する「チャグチャグ馬コ」(同保存会主催)が、9日に行われる。滝沢市から盛岡市中心部までの約14キロの道のりを、鈴の音を響かせながら4時間ほどかけて練り歩く。

 チャグチャグ馬コは、馬にちなんだ端午の節句(旧暦5月5日)に、農耕で働き疲れた馬を癒やし、無病息災や五穀豊穣(ほうじょう)を祈って神社にお参りした風習が起源。お参りの際に装束を着せた馬を引くのが流行し、今のチャグチャグ馬コの原型が芽生えたとされ、馬産地・岩手の文化と愛馬精神を伝える行事として1978年には国の無形民俗文化財に指定されている。

 当日は81頭の馬をはじめ、乗り手、引き手、関係者ら約300人が隊列を組み、午前9時30分に滝沢市鵜飼の鬼越蒼前神社を出発。青山町中央通商店会、材木町商店街、JR盛岡駅、大通などを経由して午後1時45分に盛岡八幡宮に到着する予定。

 今年度は短縮していたルートを8年ぶりに戻し、滝沢市役所やビッグルーフ滝沢前を通り、多くの観客の目を楽しませる。

 鬼越蒼前神社とJR盛岡駅、もりおか歴史文化館では馬コを係留し、観光客を出迎える。先月24日に同保存会所有の繁殖馬から誕生した子馬も盛岡駅前でお披露目する予定。

 行進中は周辺で渋滞が予測されるため、主催者では迂回(うかい)や、盛岡駅と同神社との間を往復する無料シャトルバスの利用を呼び掛けている。

 問い合わせは盛岡市観光交流課内同保存会事務局=019(613)8391=、または盛岡観光コンベンション協会=019(604)3305=へ。

地域の記事をもっと読む

県内外
2018年12月14日付
県内外
2018年12月14日付
県内外
2018年12月14日付
県内外
2018年12月14日付
県内外
2018年12月14日付