花巻

魚追い掛け水しぶき ふるさと交流まつり 多彩な催し楽しむ【花巻】

ふるさと交流まつりで魚のつかみ取りを楽しむ子供たち

 花巻市太田地区の世代間触れ合いイベント「ふるさと交流まつり」は9日、同市太田のむらの家で開かれた。地域住民らが音楽演奏や魚のつかみ取り、餅つきなど多彩な企画を満喫。東日本大震災後に沿岸地方から同市へと移り住んだ被災者も参加し、和やかなひとときを過ごした。

 住民の親睦や伝統行事の継承などを狙いにむらの家管理運営協議会が主催し、11回目。戸来邦次同協議会長は「この施設ができて30年近くになる。人口減少の中でこれほど人が集まる場は貴重なので、この行事を通じて地域の『触れ合い』を『つながり』にしたい」と思いを語った。

 会場では太田大念仏剣舞や太田神楽の上演、昔遊び、餅まき、クッブの競技体験が繰り広げられたほか、工芸館では太田小学校5年生による七宝焼き、清風支援学校高学年の焼き物などを一堂に展示。海産物や地元農産物も販売された。

 西南中学校吹奏楽部は歌謡曲などを演奏し、「夏の思い出」では地域の合唱サークル「太田楽しい歌の会」のメンバーや来場者らが歌声を合わせた。魚のつかみ取りはウグイ200匹が放され、子供たちが水しぶきを上げて魚影を追い掛けた。

 イベントは、大槌町や釜石市などから花巻市に移住した被災者らを対象とする交流会(明るい社会づくり運動みなみ岩手推進協議会主催)のバスツアーにも組み込まれ、高齢者を中心に20人ほどが来場。大船渡市出身の村上淳夫さん(81)=花巻市南城=は「皆さんと話をしたり神楽を見たりできるのは楽しい。花巻の風土に浸ることができて良い機会だと思う」と話していた。

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