釜石から希望発信 鵜住居スタジアム 8月オープン記念イベント 野田市長がPR
2019年のラグビーワールドカップ(W杯)の試合会場となる釜石市の釜石鵜住居復興スタジアムのオープンを記念したイベントやメモリアルマッチの開催が決まり、チケットの一般発売に向けて同市の野田武則市長が15日、県庁に達増拓也知事を訪ね、イベントをPRした。
イベントは8月19日に同スタジアムで行われる。地元の釜石シーウェイブスRFCとトップリーグ・ヤマハ発動機ジュビロによるメモリアルマッチをはじめ、新日鉄釜石OBと神戸製鋼OBによるレジェンドマッチが行われるほか、代表曲「Jupiter(ジュピター)」で知られる歌手平原綾香さん、EXILEのUSAさんとTETSUYAさんらを迎え盛り上げる。
野田市長は、全国の支援や協力でスタジアムの整備が順調に進み、メモリアルマッチの先行チケットの売れ行きも好調に推移していると紹介。「19日にはぜひ釜石のスタジアムで復興の姿を見てもらい、被災地の希望をこの場所から発信していきたい」と話した。
達増知事は「東日本大震災津波からの復興という中でも非常に画期的な行事になると同時に、国を挙げてのナショナルイベントになる。県としても県民的な広がりの中で有意義なオープニングイベントになるようにしたい」と応じた。
チケットは20~22日にチケットぴあで抽選先行販売が行われるほか、24日にセブン-イレブン、チケットぴあ、釜石情報交流センターで一般販売を開始。自由席、チャリティー記念Tシャツ付き自由席、スタジアム絆シート席などがある。