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国内初 全国大会開幕 スポーツクライミング 伊藤選手(盛岡中央高1年)決勝進出

盛岡市で初めて開催されたスポーツクライミングの「コンバインドジャパンカップ盛岡2018」。地元出身の伊藤選手(左)らトップ選手が巨大な壁登りに挑んだ
登った高さを競うリードで果敢に頂点を目指す中島選手
コンバインドジャパン杯

 2020年の東京五輪を見据え、スポーツクライミングの3種目複合では国内初となる全国大会「コンバインドジャパンカップ盛岡2018」(日本山岳・スポーツクライミング協会主催)が、23日から2日間の日程で盛岡市の県営運動公園などで開幕した。初日は予選が行われ、国内トップ選手がしなやかな動きで巨大な壁を登り、来場者を熱狂させた。県勢では同市出身の伊藤ふたば選手(盛岡中央高1年)が女子予選を1位で通過し、決勝に駒を進めた。

 複合競技(コンバインド)は、壁を駆け登る速さを競う「スピード」、登った高さを競う「リード」、障害のある壁を制限時間内に幾つ登ったかを競う「ボルダリング」の3種目で、東京五輪から正式種目となる。同市は今春に整備されたスピード施設など、複合に適した施設がそろっており、大会会場に決まった。

 第2期オリンピック強化選手や、18年度ユース日本代表選手ら国内順位が高い男女計38人が出場。本県からはスピードで女子の国内順位2位の実力を持つ伊藤選手のほか、開催地枠として花巻市出身の中島大智選手(盛岡南高3年)ら4人が出場した。

 このうちボルダリングでは、選手が高さ約4・5メートル、最大傾斜120度の壁登りに挑戦。「ガンバ!」の声援が響く中、複雑に配置された突起物に手足を掛け、はい上がるようにして力強く移動した。コースを完登した選手が現れると、会場は割れんばかりの拍手と歓声に包まれた。

 会場には延べ約770人が来場。友人らと観戦した金村奏羽さん(盛岡市立仁王小学校4年)は「生で見ると迫力がある。手で力強くつかんで登っていく様子がすごい」と見入っていた。

 中島選手は予選16位で県勢男子ではトップの成績だったが、決勝進出はならなかった。「全国の選手との壁はまだ高い。しっかりトレーニングしたい」と前を向いた。

 スピードで自己ベストを更新する10秒26の記録を出し、残る2種目も好成績で予選を通過した伊藤選手は、「地元で応援してくれる人がたくさんいて力になった。明日の本番に向け、集中して勝負したい」と意気込んだ。

 決勝は24日、男女の上位各6人で実施。誰でも無料で観戦できる。

momottoメモ

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