一関・平泉

上部工が連結 仮称・柵の瀬橋 年内開通へ関係者ら神事【一関】

全容を現した「(仮称)柵の瀬橋」。年内の開通を目指し、終盤の工事が進められる

 一関市中里、舞川両地区を結ぶ主要地方道一関北上線「(仮称)柵の瀬橋」で26日、上部工の連結式が行われた。関係者が橋桁を一本につなげる神事に臨み、年内の開通を目指す意識を新たにした。今後は橋面の舗装など最終段階の工事が進められる。

 連結式は「(仮称)柵の瀬橋」の上部中央で行われ、県や国、市、施工業者ら約30人が出席。施工業者のピーエス三菱と川田建設特定共同企業体が主催した。

 連結の儀では、橋上で50センチ四方、深さ10センチの穴が閉合された。県南広域振興局の細川倫史局長と中里小学校児童会長の千葉彪君(6年)、勝部修市長と舞川小児童会長の千葉一輝君(同)が穴にコンクリートを投入。国土交通省岩手河川国道事務所の後藤淳一建設監督官らがバイブレーターで締め固め、同振興局一関土木センターの菅原博秋所長や施工業者がこてでならして仕上げた。

 閉式後、細川局長は発注者の県として「上部工の連結を迎えられたのは、国交省や市など関係各位の支援と、工事担当業者が豊富な経験と高度で卓越した技術力を発揮されたたまもの。工事の早期完成と期間中の安全を祈念する」とあいさつ。

 来賓を代表して勝部市長が「一日も早い完成を願っている住民は多い。北上川の治水や一関市の東西を結ぶ幹線道路としても重要な橋が連結したのは、非常に意味がある」と祝辞を述べた。施工者を代表し、ピーエス三菱東北支店の光田秀幸執行役員支店長は「もう一度安全面を引き締め、11月には立派な新しい橋を引き渡す」と語った。

 現在の柵の瀬橋は車道の幅員が狭い上に歩道もなく、竣工(しゅんこう)から50年以上が経過して老朽化が著しい。県は国が進める一関遊水地事業とも連携し、2013年度に橋梁(きょうりょう)の架け替え事業に着手。16年8月までに下部工が完成し、同11月から上部工工事を進めてきた。

 「(仮称)柵の瀬橋」は、現在の柵の瀬橋から100メートル下流に建設されている。全体工区1・3キロで、橋梁部693メートル。完成すれば県が管理する橋梁で2番目に長い橋となる。総事業費約78億円。

 今後は橋面を舗装し、防護柵や照明を設置する工事が行われる。開通は年内と見込まれている。

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