一関・平泉
みちのくあじさい園 九州原産 一足早く見頃 30日「まつり」開幕【一関】
一関市のあじさいの郷づくり推進協議会（佐藤悦郎会長）の「みちのくあじさいまつり」は30日、同市舞川のみちのくあじさい園で開幕する。７月29日までの１カ月間、色とりどりの花が来園者を楽しませる。
約15ヘクタールの園内には日本原産の山アジサイと西洋アジサイ合わせて約４００種４万株が植栽。このうち、昨年整備された九州原産の１００種を集めたコーナーは現在見頃を迎えている。青に白い絞りが入った花が特徴の「日向絞り」をはじめ、かれんな山アジサイが早くも園内に彩りを添えている。
伊藤達朗園主は「雨が少なく開花に影響するのではないかと心配していたが、無事に花を咲かせてくれた。多くの人にきれいに咲いた花を見てほしい」と話している。
入園料は大人８００円、小中学生４００円。開園時間は午前９時から午後５時（入園は４時30分）まで。
問い合わせは同園＝０１９１（２８）２３４９＝へ。
来月に３回 日帰りツアー 市観光協会
一関市観光協会は、30日から「みちのくあじさいまつり」が開かれるのにちなみ、７月に３回にわたってみちのくあじさい園を訪問する日帰りツアーを開催する。
実施日は７月７日と15日、21日で、道の駅厳美渓とベリーノホテル一関、ＪＲ一ノ関駅でバスに乗車し、午前10時ごろにあじさい園に到着。２時間ほど園内を見学する。参加特典としては同園のガイドによる案内のほか、みちのくあじさい図鑑がプレゼントされる。
参加費は１人２８００円（入園料、バス代など）で、定員は各回25人。問い合わせ、申し込みは同協会＝０１９１（２３）００６６＝へ。
