一関・平泉

【全3回】新廃棄物処理施設建設の行方

1981年の稼働開始から37年が経過し、施設老朽化に伴う建て替えが課題となっている一関清掃センターのごみ焼却施設=一関市狐禅寺字草ケ沢

 一関地区広域行政組合が計画する新たな一般廃棄物処理施設建設は、組合側が一関市狐禅寺地区内に候補地を求めることを住民組織に提案してから4年余りが経過しても住民合意に向けた協議が進まず、他地区で新設を目指すことになった。同組合管理者の勝部修市長は、今年3月にスタートした新たな一般廃棄物最終処分場の整備候補地検討と同様に第三者委員会を設ける考えを表明した。新施設の候補地選定をどう進めるのか、これまでの議論などから課題を探る。

(報道部・佐藤浩、3回続き)

㊤建て替え待ったなし 狐禅寺断念で他地区へ

㊥覚書乗り越えられず 賛否割れ住民対立激化

㊦適正規模へ再検討を 負担考慮し財源議論も

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