奥州・金ケ崎

生徒が正門デザイン 水沢工業高創立50周年記念【奥州】

一新した正門を前に笑顔の(左から)菅原智美会長、長谷川響君、浦川詩穏さん

 奥州市水沢の県立水沢工業高校(南舘秀昭校長、生徒420人)に、創立50周年を記念して正門の門柱などが新たに整備された。同校同窓会(菅原智美会長)による単独事業で、6月28日には竣工(しゅんこう)式を実施。関係者が同校の象徴となる設備を前に、今後の末永い発展への思いを込めた。

 同窓会では正門とその周辺整備、さらに古くなった時計台を一新。正門は生徒からデザインを募り、共通点があった長谷川響君(インテリア科3年)と浦川詩穏さん(同2年)の2案を採用した。

 式では菅原会長が「後輩たちが校門を見て晴れ晴れとした気持ちになることを願うし、胸を張って水工に通ってほしい」と願い、南舘校長は「学校の顔となる部分を造っていただいた。本校の50年、また先の未来を歩む象徴となるはず」と喜んだ。吹奏楽部がファンファーレを奏で、出席者代表がテープカットした。

 正門のデザインは、木を段のように配置することで成長していく様子をイメージ。長谷川君は「50周年の節目に自分のデザインが選ばれて光栄だ」、浦川さんは「これから何年も使われていくのでうれしい」と語った。

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