北上・西和賀

米3DCADイベント、東北初開催 ものづくりデモや講演、パネルディスカッション 14日、みちのく民俗村【北上】

餅まき、カフェなど多彩な催し

 オートデスク社(米国)主催のデジタルものづくりイベント「Fusion360 Meetup Special in東北」は、14日午後2時から北上市立花のみちのく民俗村で開かれる。

 3DCAD(コンピュータ利用設計)ソフトの「Fusion360」開発元の同社が例年東京でイベントを催していたが、利用者の増加傾向を受け東北で初開催。いわてデジタルエンジニア育成センター(北上市相去町)が同ソフトを推進し、小原照記副センター長が国内初の同ソフトの認定技術者となったこともあり北上開催となった。

 当日は同社の専門家と小原氏が、最新モノづくり技術動向について語り、専門家の水野操氏が「Fusion360解析で問題点を先取り」と題して講演する。

 続いて利用者が同ソフト、3D技術を活用した加工技術、リハビリ、伝統工芸品の活用例を紹介。南部鉄器製造販売・及富(奥州市水沢)の菊地章氏が、南部鉄器と3D技術について語る。最後に、各講演者が「モノづくりの未来」と題してパネルディスカッションする。

 会場では、最新3Dプリンタ造形品やドローン(小型無人飛行機)を展示。鬼剣舞、餅つき、餅まき、カフェなどが催される。

 参加無料で定員100人。午後1時30分から受け付け、5時終了予定。5時30分からは、展勝地レストハウスで各講師を交えた交流会を予定する。会費は大人5000円、学生3000円。

 問い合わせ、申し込みは同育成センター=0197(62)8080=まで。

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