一関・平泉

農家民泊 コア施設に 古民家リゾート「平泉倶楽部」オープン

平泉倶楽部のリビングダイニングで行われたオープニングセレモニー。テープカットに続き、神楽の披露や餅つきで花を添えた

 築150年以上の古民家を改修したリゾート宿泊施設「平泉倶楽部~FARM&RESORT~」が7日、平泉町内にオープンした。東北地方でのインバウンド(訪日外国人旅行者)、交流人口増加のための旅行企画を中心に観光事業などを展開するイーハトーブ東北(本社一関市、松本数馬代表取締役)が準備を進めてきたもので、今後一関・平泉地域における農家民泊の情報発信拠点としての役割も担う。

 施設が整備されたのは、同町中心部を一望できる長島字前林地内。空き家だった木造平屋建て、床面積約170平方メートルの物件を取得し、周囲約1メートルの太さがある自然木の梁(はり)や大黒柱はそのままに、近代的なデザインを取り入れ改修した。

 関係者ら約50人が出席したセレモニーでは、松本代表取締役が「皆さんのご支援で盛岡と仙台の中間、沿岸にも通じるこれ以上ない立地にオープンできた。この施設が地域全体に民泊が広がるきっけになってくれれば」とあいさつ。来賓として県南広域振興局の飛鳥川和彦副局長、青木幸保町長、同社の親会社となるパソナグループの南部靖之代表取締役グループ代表がそれぞれ祝辞を寄せ、テープカットで施設のオープンを祝った。

 施設内は、開放感あふれる明るいリビングダイニングを中心に、古民家の雰囲気を残した畳敷きの和室3部屋と洋室、ひのき風呂の浴室を配置。キッチンは掘りごたつを思わせるカウンターで囲み、畳に腰掛けて調理の様子を見ながら料理を楽しめるようにした。

 宿泊定員は9人で、1泊10万円(税別、食事別)で1棟貸し。食事は利用者が材料を持ち込む自炊のほか、地元農家との共同料理体験や仕出し、調理人派遣などのサービスを選ぶことができる。

 イーハトーブ東北によると、既に宿泊3件を含む4件の予約があり、今後は首都圏のほか欧米からの長期滞在客を中心に顧客獲得を目指す。

 施設の利用予約は平泉倶楽部ホームページ、または同社=0191(26)0015=まで。

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