北上・西和賀

東芝メモリ岩手 来春高卒者向け見学会 北上 自社の魅力アピール

東芝メモリ岩手の会社見学会。担当者と生徒たちが質疑応答した

 北上市北工業団地の東芝メモリ岩手は11日、来春の高校卒業予定者らを対象とした1回目の会社見学会を開いた。同社は高卒290人の大量採用を予定しており、会社の魅力をアピール。夏休み中に2回開く予定で、人材確保に全力を注ぐ。

 説明会は同社に隣接する、東芝グループのジャパンセミコンダクター内で開かれ、県内各地をはじめ青森、宮城両県から午前、午後の部に生徒と父母、教員合わせて85人が参加。東芝メモリ岩手人事総務部の担当者が、会社の概要や職務内容などを説明した。

 担当者は「スマートフォンやデジタルカメラで使うSDカードなどの記憶媒体・フラッシュメモリを製造している。ビッグデータやAI(人工知能)、IoT(モノのインターネット)も含め旺盛な需要があり、着実に利益を伸ばす見込みだ」と強調。技能職200人、技術職75人、事務職15人の採用を予定していると説明した。

 来春の採用後は三重県の四日市工場に半年程度研修のため出向するとし、四日市工場もDVDで紹介。参加者は、現在造成工事が行われている現場も見学した。

 都鳥青空君(水沢農高)は「建設している建物の大きさにびっくりした。今後、いろいろ見た中で検討したい」と参考になった様子。藤原巧太君(大船渡東高)は「大きく世界的な企業で魅力を感じた。就職はだいたい、こちら(内陸)と決めている。すぐに陸前高田の実家にも帰れる」と前向きに語り、母親(54)も「新規の事業に立ち会える機会はなく、将来性ある会社だと思った。なるべく県内にいてほしいし、1時間半ほどで来られる」と話した。

 最後の質疑応答で参加者からは住宅や福利厚生、職務内容、四日市での研修などへの質問があった。同社人事総務部の鷲津裕己参事は「雰囲気、イメージを感じてもらい、それなりに関心は持っていただけたのでは」とした上で「岩手以外での知名度はまだまだで、岩手でも地域格差がある。県外に出ていく方の目をこちらに向け、県外の方に来てもらえるよう、今後も各高校や大学を回っていきたい」と広範囲での人材確保に最善を尽くす意向を示した。

 見学会は26日と8月2日の午前、午後にも予定している。

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