平和願い鐘鳴らす 水沢ユネスコ協会 園児ら参加しイベント【奥州】
奥州市の水沢ユネスコ協会(及川喜久子会長)の第6回「平和の鐘を鳴らそう!」は19日、同市水沢のメイプルで行われ、参加者が平和を願って鐘を鳴らした。
同協会では「心に平和の砦(とりで)をつくる運動」として平和な社会、国、世界をつくっていくことを呼び掛けようと世界ユネスコデーの同日、イベントを開催した。
イベントでは、初めに及川会長が「戦争、紛争、災害で悲しい思いをすることがなく、心穏やかに暮らしてほしいと願っている。鐘を鳴らしていただき、心の中に平和の鐘を響かせてもらい、すっきりした気持ちになってもらいたい」とあいさつ。
認定こども園「日高ななつ星」年長のきく組、ゆり組の42人が登壇して平和の鐘を鳴らすとともに、「たなばたさま」「うみ」「さんぽ」を歌った。また、ハンドベル同好会レインボーと真城が丘ハンドベル同好会の15人が「長崎の鐘」「みかんの花咲く丘」「木曽節」を演奏し、平和を願った。
会員や市民ら来場者全員で「全ての生命を大切にします」「どんな暴力も許しません」などと「わたしの平和宣言」を読み上げ、最後に自然災害からの復興を祈って「花は咲く」を合唱した。
このほか、同協会は来場者に西日本豪雨災害の義援金への協力を呼び掛けた。