花巻

校門に響く元気な声 太田小あいさつ運動 日本一目指す【花巻】

校門に整列し、登校児童に「おはようございます」と元気よくあいさつする太田小の児童ら

 登校時のあいさつを通して児童の一体感を高めようと、花巻市立太田小学校(藤本実校長、児童113人)であいさつ運動が同校校門で毎月行われている。登校した児童が順番に校門に整列し、全校児童が登校を終えるまで「おはようございます」のすがすがしいあいさつを交わしている。

 同校は「日本一のあいさつ運動」を目指して、毎月第4木曜日に実施。花巻署管内の少年補導員らでつくる花巻地区少年警察ボランティア協会の取り組みと連動させ、始めて5年ほどになる。

 19日朝は、1学期最後のあいさつデーとして同協会の髙橋節男会長ら補導員3人、花巻署員2人、教職員が校門の前に立ち、最初に登校した児童にあいさつ。ランドセルを教室に置いた児童が順番に校門に並び、登校する児童に大きな声であいさつを交わした。徐々に校門に増えていく児童の大きな声が青空に響いていた。

 児童会長の小原晴凪さん(6年)は「なるべく早く登校して多くの人にあいさつすることを心掛けている。低学年の子たちも大きな声であいさつしてくれるので気持ちが良い。2学期も明るいあいさつを心掛けたい」と決意を述べた。藤本校長は「児童があいさつするきっかけとなるとても良い運動になっている。学校だけでなく家庭、地域でも元気なあいさつができるよう続けたい」と話していた。

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