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ARで観光キャンペーン 花巻、遠野、平泉観光協会 全9カ所、来年3月末まで

クラシック街道探検隊のPRチラシ

 花巻、遠野、平泉3市町の観光協会は、21日からAR(拡張現実)技術を用いた観光キャンペーンを9カ所で展開している。スマートフォンでARパネルを読み込むと観光施設にちなんだキャラクターが画面に登場し、一緒に写真を撮るとキャラクターカードなどがもらえる。2019年3月末まで実施する。

 花巻観光協会と遠野市観光協会、平泉観光協会が、3市町の観光名所・施設を巡る「いわてクラシック街道」のツアー商品の企画構想から10年余りとなったのを受け、ARとスマホを連動させた「クラシック街道探検隊」として実施する。

 スマホに取り入れたアプリを使用して、観光施設など9カ所に設置されているパネルを読み込むと、スマホの画面にキャラクターが登場する仕組み。スマホのカメラ機能と連動した操作でキャラクターと写真を撮ることができる。キャラは全9種類あり、撮影した写真は各施設の窓口で係員に見せると、オリジナルカードが入手できる。さらに写真を見せた先着2000人は9種類のキャラがデザインされたクリアファイルがもらえる。

 対象施設とキャラクターは、花巻市が宮沢賢治記念館(風の又三郎)、宮沢賢治童話村(ヤマネコさん)、高村光太郎記念館(こうたろうさん)、遠野市が伝承園(カリンちゃん)、遠野ふるさと村(ジンギス・カンタロウ)、旅の蔵遠野(ざしきわらし)、平泉町が道の駅平泉(ケロ平)、平泉文化遺産センター(きよひらくん)、町観光案内所(ハスノつぼみ)。

 同キャンペーンにはGPS機能付きスマホと、無料アプリ「COCOAR2」が必要。問い合わせは各観光協会へ。

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