一関学院 準決勝で涙 花巻東が王手 甲子園懸け盛大附と決戦 夏の高校野球岩手大会
第100回全国高校野球選手権記念岩手大会(県高野連など主催)は21日、盛岡市の県営球場で準決勝が行われ、花巻東は一関学院をコールドで下し、3年ぶりの決勝進出。盛岡大附は盛岡市立を破り、3年連続で決勝へ進んだ。【8面に関連】
花巻東は1点を追う五回に2死一、三塁から2番菅野豪琉(3年)の3点本塁打で逆転。七回には5安打で4点を加え、八回に3番田中大樹(3年)の適時打で決着を付けた。一関学院は二回に7番鈴木辰(3年)の左前適時打で先制したが、その後は打線がつながらなかった。
盛岡大附は一回に5番岡田光輝(2年)の適時二塁打などで2点を先制すると、その後も効果的に加点してリードを広げた。盛岡市立は相手主戦に散発3安打に封じられ、最後まで反撃の糸口をつかめなかった。
花巻東-盛岡大附の決勝は、22日午後1時から同球場で行われる。
◇県営球場
▽準決勝
花巻東8-1一関学院(八回コールド)
盛岡大附6-0盛岡市立
momottoメモ
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