奥州・金ケ崎

白ゆり祭で学習成果披露 水沢学苑看護専門学校【奥州】

骨密度測定など各コーナーが関心を集めた水沢学苑看護専門学校の「白ゆり祭」

 奥州市水沢の水沢学苑看護専門学校で21日、恒例の「白ゆり祭」が開かれ、看護の専門的な知識や技能の習得を目指す学生の学びの様子などが紹介された。

 同祭は毎年、学生の教育の発表をはじめ、地域との交流の場として開かれている。27回目を迎えた今回は「輝~pоwer оf smile」。看護を学ぶ学生の笑顔で、みんなが明るく、温かな気持ちになってほしいとの願いを込めた。

 今回は、体験コーナーで初めて超音波による骨密度測定と血管年齢測定が行われたほか、学生が指導するAED(自動体外式除細動器)体験、解剖生理学を楽しく学ぶことができるかるたコーナー、学生の海外研修の様子を写真で紹介する展示などが企画され、各コーナーは大勢の来場者でにぎわいを見せた。

 長女が同専門学校で学んでいる会社員五十嵐宏樹さん(45)=宮城県栗原市=は骨密度測定を体験。「骨密度年齢は28、29歳だった。長年サッカーをやっているのが良かったのか。学生が真面目に学んでいる雰囲気が感じられる」と関心を示しながら見学していた。

 同祭実行委員長の鈴木涼香さん(2年)は「学校の様子を通じて看護学生を身近に感じてほしい」と話している。

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