大谷、二塁打2本 大リーグ 平野は2敗目
【アナハイム時事】米大リーグは21日、各地で行われ、エンゼルスの大谷はアストロズ戦に5番指名打者で出場し、4打数2安打だった。四回に右越え二塁打で4試合ぶりの安打を記録し、九回には右翼線二塁打を放った。チームは0-7で敗れ、球宴を挟んで3連敗。
ダイヤモンドバックスの平野はロッキーズ戦で同点の七回1死一塁から5番手で登板し、1回3分の2を投げて2安打1失点で2敗目(2勝)を喫した。5-5の八回にソロ本塁打を浴びた。チームは5-6で敗れて3連敗。
○…エンゼルスの大谷が好投手バーランダーとの再戦で、豪快な右越え二塁打を放った。四回1死一塁。2ボールからの内角速球を引っ張って、力強い打球を飛ばした。
大リーグを代表する右腕とは2カ月ぶりの対戦。六回の右飛も、しっかり捉えた当たりだった。バーランダーは6回を5安打無失点、11奪三振で10勝目。力投の相手エースに対し、大谷は「何回かは良いスイングができた」と淡々と振り返った。
初めて5月16日に対戦したときは、4打数無安打、3三振。いずれの打席も2球で追い込まれ、思うような打撃ができなかった。「前回の対戦では全く自分のスイングができなかった。毎回、次の打席がもっと良くなるように考えている。そうやってちょっとずつでも進んでいければ」。右肘を痛め、約1カ月の離脱もあった中で、確かな成長を示す打撃を見せた。