県内外

岩手新工場は世界の高峰

東芝メモリ 成毛康雄社長

 「K2(=第2製造棟)も建てて、四日市と同じ規模になっていくイメージ」を描くのは、東芝メモリの成毛康雄社長(63)。北上市の新半導体工場の起工式で、第6製造棟を数える主力で三重県の四日市工場並みに引き上げていくステップを、エベレストに次ぐ世界の高峰K2の登頂とだぶらせた。

 スマートフォン向けなどに量産を計画する大容量3次元フラッシュメモリーの需要は「まだまだ拡大する」と強気の姿勢だ。この分野で世界首位の韓国サムスン電子や、新興中国メーカーをにらみ「技術的には負けていない。追い付いていないのはキャパシティー(能力)」と、最高峰まで踏破するためスピード感を持って量産拠点化に取り組む必要性を訴えていた。

【時事】

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