北上・西和賀

古民家改修しカフェ 地域おこし隊夫妻が準備 あす、プレオープン【北上】

夏油古民家カフェ&観光案内所をプレオープンする中村さん夫妻

 北上市地域おこし協力隊員の中村吉秋さん(44)、邦子さん(43)夫妻が同市和賀町岩崎で準備してきた夏油古民家カフェ&観光案内所「小昼 Kobiru」が11日、プレオープンする。古民家をリノベーションし、レトロでほっとした空間を提供。来店者に夏油高原エリアの情報も発信する。当面は週末のみの営業で夏油高原スキー場のシーズンインに合わせ11月23日にグランドオープンを予定している。

 中村さんは夫妻は2016年5月、仙台市から移住し着任。夏油高原の活性化へ活動する青年団体や地元業者の協力を得たほか、地元の大工に教わったり、手を借りたりして自ら築70年以上の古民家改修作業に当たってきた。

 古民家再生のみならずカウンターや床、窓枠には解体現場などから譲り受けた古材を活用するなど、こだわりは強い。吉秋さんは「本来の日本家屋の伝統を崩さず、古いものの良さを出すカフェを造った。老朽化した建物でも建材は再利用できる。環境に優しく、古材の隠れた魅力も再発見できる」と説明する。

 着任から2年余りをかけての待望のプレオープンに「開業が大幅に遅れた分、理想に近いカフェになった。空き家の有効活用、古民家活用のモデルケースとして、地域活性化に役立てていきたい」と抱負を語る。

 店名「小昼」は、「昔の農作業の合間に取るお茶の時間、軽食を振る舞い集落の大事な交流の場だった」という意味から名付けた。邦子さんは「地域の大工さんをはじめ多くの方々の協力を頂いた。今度は私たちがここを交流の場、人と人をつなぐ場にしていきたい」と意気込む。

 カフェは20席ほど。イベント時は外のスペースも活用できる。黒板を設置し、夏油高原スキー場や温泉郷などのエリア情報を発信する。

 11日からは当面、開店は土日・祝日の午前9時~午後4時。連日営業となる11月のグラウンドオープンに向けメニュー開発、イベント企画など中身を充実させていくという。

 場所は県道夏油温泉江釣子線新夏油橋付近で、夏油高原スキー場シャトルバス駐車場向かい。問い合わせは中村さん=080(5555)9826=まで。

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