奥州・金ケ崎

故人の冥福祈る 奥州乙女川燈籠流し

200個の燈籠が夏の終わりを彩った奥州乙女川燈籠流し

 第5回奥州乙女川燈籠流しは20日、奥州市水沢の乙女川公園特設会場で行われ、市民らが故人の冥福を祈った。

 同地域の中心部を流れる乙女川では、「二十日盆」の送り火として燈籠流しが行われている。2013年に一時中断されたが、地元関係者による奥州乙女川燈籠流しの会が14年から開いている。

 同日は御詠歌奉詠に続いて開会し、同会の板屋吉治代表が開催への協力に感謝を込めてあいさつ。協賛15寺の住職らが法要を営んだ後、初盆の施主が船や供養燈籠を流した。施主ら家族は故人をしのび、流れ行く燈籠に手を合わせていた。

 今回は一般を含めて約200個の燈籠が流された。訪れた市民は、川沿いや川に架かる「しのぶ橋」の上からしみじみと眺めていた。

momottoメモ

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