花巻

リンゴの神様 遺徳しのぶ 島善鄰碑前祭【花巻】

顕彰碑に花を供えて島善鄰の遺徳をしのぶ参列者

 「リンゴの神様」と称される農学者・島善鄰(よしちか)(1889~1964年)の碑前祭は28日、同市高木の顕彰碑前で営まれた。参列した15人が品種改良の技術普及など現在リンゴ栽培法の土台を築いた郷土の偉人をしのんだ。

 島の功績を長く伝えていこうと、市内のリンゴ栽培農家らでつくる「島善鄰先生を偲(しの)ぶ会」(阿部弥之代表)が誕生日前後に行っている。顕彰碑は67年10月に堰袋児童公園内に建てられ、碑前祭はその翌年から行っており、今回が51回目。

 参列者がリンゴなどが供えられた顕彰碑にリンドウなどの花を手向け、静かに手を合わせて島の功績に認識を新たにしていた。

 終了後は同市矢沢の矢沢振興センターに会場を移し、懇親会が開かれた。同会前代表の中島昭郎さん(79)は島の妻浦子と、同市出身で「メキシコ移民の父」と称される照井亮次郎の家系との関連について紹介した。

 同会の阿部代表(71)は「島先生はリンゴの栽培普及、技術改良など優れた成果を残し、私の父も先生の教えを受けた。しかしながら知名度が低く、残念と言わざるを得ない。地元の子供たちなどに島先生の功績を伝えていきたい」と話していた。

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