一関・平泉

“独り立ち”へ 基本からしっかり 東山 2年目鶏舞教室が始動【一関】

2年目となる東山町鶏舞教室で、基本動作の練習に励む受講生

 一関市の東山芸術文化協会(小竹禮子会長)が主催する文化庁伝統文化親子教室「東山町鶏舞教室」は25日、東山地域交流センターで始まった。地元の子供たちが10月27日まで全10回の日程で郷土芸能の習得に励んでいる。

 教室は2017年に続いて開催。旧田河津村で継承されていた大木神楽の鶏舞を、かつて伝承活動に取り組んだ保存会員が指導する。昨年の受講生は、同協会主催の東山おいとこ大会やさなぶり芸能発表会、市の「夢・未来」子ども文化祭などに出演した。

 初日は東山小学校の児童ら12人が参加。昨年度の受講生を中心に、基本動作の確認を行った。

 小竹会長は「教室も2年目となるので、受講生にはより正確な舞を覚えてほしい。文化庁の支援も今年までなので、父母会も合わせて教室が自力で活動していけるようになってほしい」と語っている。

 教室は小学生以上が対象で、受講無料。申し込み、問い合わせは同協会事務局の佐々木京子さん=0191(47)3980=まで。

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