北上・西和賀

賢治童話題材に 銀河ホール地域演劇祭 個人・団体が4作品上演【西和賀】

「水仙月の四日」を人形劇で上演する田中さん

 第26回銀河ホール地域演劇祭(実行委主催)は1日、西和賀町上野々の町文化創造館銀河ホールなどで開幕した。初日から花巻市の詩人・童話作家宮沢賢治の作品を題材にした演劇などを上演し、鑑賞者を魅了した。2日まで。

 1993年に同ホールで国民文化祭の「民話劇と語りの芸能」部門が行われたのを機に、地域演劇の発展を狙って開催。今年は島根県や東京都など県外を含む個人・団体が計4作品を上演する。

 開会行事で実行委会長の細井洋行町長は「小さな町の小さな演劇ホールだが、地域おこし協力隊をはじめ全国から集う皆さんにより、人口減少や高齢化をはね飛ばす元気を発信している」とあいさつ。町長自ら拍子木を打ってイベントの幕を切った。

 初日は同ホールなど3カ所が会場。このうち地元の「劇団田中直樹と仲間たち」は童話「水仙月の四日」を人形劇で上演した。田中さん(65)=同町川尻=が丁寧に手作りした人形や大道具を使用。厳しくも優しい北国の自然を題材にした物語を情感たっぷりに演じ、大きな拍手を浴びた。

 照明や音響装置を整えての上演は初めて。田中さんは「ぜいたくな環境で演じさせていただきありがたい」と充実した表情を見せた。

 開会に合わせ、第4回銀河ホール地域演劇賞を贈呈。シニア演劇の演出で同演劇祭に尽力した青森市の劇団「支木」代表で演出家の中野健さんに贈られた。最終日は午後2時から同ホールで文学座の栗田桃子さん(東京都)が「銀河鉄道の夜」のソロ朗読劇を上演。同5時からは地元の劇団ぶどう座が、初日に続き同町川尻の同劇団稽古場で演劇「植物医師」を上演する。いずれも鑑賞は有料。

momottoメモ

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