奥州・金ケ崎

事故抑止へ反射材配布 胆沢で高齢者在宅家庭訪問【奥州】

秋の高齢者在宅家庭訪問の出発式で、啓発グッズを受け取る交通安全協会関係者(中央)

 家庭を訪問して交通事故防止のアドバイスを行う「秋の高齢者在宅家庭訪問」(奥州市交通安全対策協議会主催)が2日、同市胆沢地域内で行われた。関係団体が各地区の高齢者宅を訪ね、夜光反射材などの啓発グッズを配布した。

 奥州署や水沢地方交通安全協会の胆沢地域の各分会、交通安全母の会などから約40人が参加。市役所胆沢総合支所前で行われた出発式では「高齢者の交通安全確保に尽力いただき、安全で安心できるまちづくりのための支援をお願いしたい」と、同協議会長を務める小沢昌記市長のメッセージが読み上げられた。

 同署の今野清彦副署長は「夕暮れが早まるこれからの時期は、さらに高齢者が犠牲になる事故が懸念される。地道な活動ではあるが、事故抑止に大きな成果を挙げるものと期待する」と激励し、安協の各分会長に啓発グッズを手渡した。

 同日は1日に活動を終えた小山を除く南都田、若柳の2地区約70世帯を訪問。参加者は地区ごとに分かれ、75歳以上の高齢者がいる家庭に足を運び、チラシや反射材を配布しながら交通安全指導を行った。

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