“郷土の星”活躍紹介 胆沢図書館コーナー新設 大谷選手等身大パネルも【奥州】
地元出身者を応援しようと、奥州市胆沢南都田の胆沢図書館(藤田司館長)は「郷土の星コーナー」を新設した。米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平選手らを取り上げ、われらがスターの活躍ぶりを紹介している。
書架一列を使ったコーナーには、大谷選手を特集した「別冊カドカワ」(KADOKAWA)や「不可能を可能にする大谷翔平120の思考」(ぴあ)など、関連本約20冊と市広報紙がずらり。同市出身の漫画家・吉田戦車さんと箱石達さんの作品も集められ、展示・貸し出しを行っている。
目を引くのは、同館入り口付近に設けた大谷選手の等身大パネル。デサントアパレル水沢工場(同市胆沢小山)から借り受けたもので、193センチの長身が間近で体感でき、来館者の関心の的となっている。
渡辺貴子主任司書は「大谷選手の本には、オフの様子も掲載され、おちゃめな姿が見られます」とPR。コーナーは常設で、関連図書は今後も随時増やしていく予定だ。