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台風21号 北上などで屋根破損 人的被害なし 停電や倒木も

台風21号に伴う強風で倒れた桜の木=平泉町平泉の観自在王院跡
倒木で片側通行止めの措置が取られた国道283号=花巻市東和町東晴山地内

 強い台風21号は4日夜から5日未明にかけ、本県に最接近した。県のまとめによると、暴風雨の影響により、北上市などで建物の屋根が破損したほか、一関市などの延べ約8000戸で停電が発生した。人的被害は確認されていない。交通関係では、倒木などで一部の県道や国道で通行止めの措置が取られた。列車の運休や遅れも相次ぎ、市民生活が大きく乱れた。

 盛岡地方気象台によると、4日の最大瞬間風速は、宮古市区界で観測史上最大となる30・2メートルを記録。盛岡市好摩で24・0メートル、八幡平市岩手松尾で23・6メートル、山田町で22・1メートルなどとなった。

 県の5日午前10時15分現在のまとめによると、北上や奥州、盛岡、金ケ崎など6市町の住宅や空き家計13棟で屋根が破損するなどの被害が確認された。一関市など5市町で避難所が開設され、延べ計36世帯42人が一時自主避難した。

 道路関係では、倒木により、奥州市江刺地内の県道が全面通行止めとなったほか、一関市の県道と花巻市の国道でも片側通行止めの措置が取られた。花巻空港では3便が欠航し、宮古・室蘭フェリーも1便が欠航した。

 JR盛岡支社によると、5日は花輪、山田、八戸3線の上り2本で運転を見合わせたほか、上下2本が最大46分遅れ、乗客約480人の足が乱れた。花巻駅ホーム喫煙所付近では4日夜、つり下げられた重さ4・6キロのアクリル板が落下したが、列車などへの影響はなかった。

 東北電力などのまとめによると、花巻、一関、山田、岩泉など7市2町で延べ7973戸が停電したが、5日午後1時7分までに復旧した。

momottoメモ

【4、社会面に関連】

◆一関市内 2000戸停電 13世帯16人が自主避難
 寺の象徴 本堂直撃 弥栄・金昌寺 強風で桜倒木
 観自在王院跡などで倒木 平泉町

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