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北海道で震度7 土砂崩れ多発、5人死亡

地震により発生した大規模な土砂崩れ現場=6日午前、北海道厚真町上空(時事通信チャーター機より)

 6日午前3時8分ごろ、北海道の胆振地方中東部を震源とする地震があり、厚真町で震度7の揺れを観測した。気象庁によると、震源の深さは37キロで、地震の規模(マグニチュード)は6・7と推定される。土砂崩れや家屋倒壊が多発し、道などによると、厚真町などで5人が死亡したほか、4人が心肺停止で見つかり、29人が安否不明となっている。地震による津波はなかった。【2、4、5、8、社会面に関連】

 気象庁によると、北海道で震度7を観測したのは初めて。同庁は「平成30年北海道胆振東部地震」と命名。余震とみられる地震が相次いでおり、警戒を呼び掛けた。

 道内の全約295万戸で停電が発生。世耕弘成経済産業相は「北海道全域が完全に復旧するには1週間以上かかる見通しだ」と述べた。

 道などによると、死亡したのは、厚真町の76~86歳の男女3人と、むかわ町と新ひだか町の各1人。心肺停止は厚真町の3人と札幌市の1人。一方、安倍晋三首相は死者が9人になったと明らかにした。札幌市でも家屋倒壊や液状化などの被害が出た。

 道内の大半の信号機がストップし、道警が不要不急の外出を避けるよう呼び掛けた。広域で断水も起きている。

 厚真町によると、土砂崩れは同町吉野地区など町内5カ所で起きた。自衛隊や警察などが約2万1000人態勢で捜索活動を進めた。

 地震の影響で道内の全ての火力発電所が停止し、停電が発生。その後、砂川火力発電所(砂川市)が再稼働し、電力の供給が一部で再開された。

 JR北海道は、新幹線を含む道内の全線で運転を停止。国土交通省新千歳空港事務所によると、滑走路に異常はないが、ターミナルビルが水漏れなどで閉鎖され、6日の全発着便が欠航した。

 北海道電力泊原発(泊村、停止中)では、外部電源を一時喪失。午後1時に完全復旧するまで、非常用ディーゼル発電機を起動し、使用済み燃料プールの冷却を続けた。【時事】

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