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大谷、右肘手術か 靱帯に新たな損傷

レンジャーズ戦の五回、ソロ本塁打を放つエンゼルスの大谷=5日、アーリントン(AFP時事)

 【アーリントン時事】米大リーグのエンゼルスは5日、大谷翔平投手(24)=花巻東高出=の右肘内側側副靱帯(じんたい)に新たな損傷が見つかり、医師から靱帯再建手術を勧められたと発表した。手術を受けるかどうかの判断や、時期などは本人に委ねられるという。同手術は投手としての復帰まで1年以上を要する。

 球団によると、大谷は5日に遠征先で磁気共鳴画像装置(MRI)検査を受けた。大谷は2日に同じ内側側副靱帯の損傷から約3カ月ぶりとなる復帰登板を果たしたばかりだった。同日の試合では、三回に突如球速が落ちる異変があった。

 エプラー・ゼネラルマネジャー(GM)は5日、電話での会見で「今の時点では、打者として出場することはできる」と述べた。大谷は同日のレンジャーズ戦に3番指名打者で出場。この先も遠征中のチームに同行し、本拠地アナハイムに戻る10日にエプラーGMと会談する予定だという。

 大谷は6月6日の登板後に肘の張りを訴え、靱帯の損傷が見つかった。この時は手術を受けずに、自身から採取した血小板を使って組織を修復するPRP注射などの治療を受けた。

 大谷は1年目の今季、投手として10試合に登板して4勝2敗、防御率3・31。打者としては82試合に出場して打率2割8分7厘、47打点、18本塁打の成績を残している。(記録は5日現在)

大谷2発 18号に到達 城島に並ぶ日本新人最多

 【アーリントン時事】米大リーグは5日、各地で行われ、エンゼルスの大谷はレンジャーズ戦に3番指名打者で出場し、4打数4安打3打点、2本塁打で9-3の勝利に貢献した。

 大谷は五回の第3打席で17号ソロ本塁打、八回の第5打席に18号2点本塁打を放った。2試合連続本塁打で松井秀喜(2003年、ヤンキース)が新人だった年の16本を超え、日本選手で新人最多の城島健司(06年、マリナーズ)の18に並んだ。第2打席は投手内野安打で、第4打席は中前打。

騒ぎ動じず豪快な打撃

 この日の試合前。エンゼルスは大谷の右肘靱帯に新たな損傷が見つかり、医師からは手術を勧められていると発表した。そんな衝撃的なアナウンスの後、3番指名打者で先発に名を連ねた大谷は、周囲の騒ぎをよそに豪快な打撃を見せた。

 五回の第3打席。初球の速球を右翼方向へ打ち返すと、打球はきれいな放物線を描いてスタンドへ17号。八回にも角度のついた打球で右翼席に運ぶ18号を放った。

 冷静にボールを見極めての四球に、俊足を生かした内野安打。七回には96マイル(約154キロ)の速球を豪快に打ち返す中前打を放ち、塁上で少年のような笑顔を見せる場面も。右肘故障の無念さはあるはずだが、グラウンド上の大谷は普段と変わらぬ姿を見せた。

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