奥州・金ケ崎

ヌカ窯炊飯を実演 里山フェスタ 親子連れら森遊び【奥州】

ヌカ窯でのアイガモ米炊飯で、炊き上がったご飯をのぞき込む来場者ら

 第8回里山フェスタは8日、奥州市江刺広瀬の里山生活学校で開かれた。あいにくの雨で呼び物の森遊びは規模を縮小しての実施となったが、ご飯の振る舞いやせっけん作りなどのワークショップが好評だった。

 里山を利活用する催しとして、同学校が主催。悪天候のため、スタッフが手入れする森が無料で開放され、親子連れらがツリーハウスから木陰の的を狙う「パチンコ的当て」や、植生する木にちなんだクイズラリーなどを楽しんだ。

 お昼には、もみ殻を燃料に用いるかまど「ヌカ窯」で炊飯を実演。昔は農家に当たり前にあったものが、災害時に力を発揮する調理器具として再び注目されているといい、同所で栽培したアイガモ米が30分ほどで炊き上がると、ワラビや漬物と一緒に振る舞われた。

 ワークショップでは、植物の種を飾り付けるプレート、ハーブせっけん、杉玉などの製作体験を提供。稲わらを使った馬やカエル作りは、フェスタの出店者同士の出会いから実現したといい、来場者が自然の恵みに触れながら取り組んだ。

 このほか、会場限定の「ワンデイ地域通貨」も販売され、飲食などのブースで買い物を楽しむ姿が見られた。同学校代表の河内山耕さん(52)は「天候は残念だったが、炊飯のデモンストレーションなどに企画のヒントがあった。雨なりの収穫として次回に生かしていきたい」と話していた。

momottoメモ

 スタッフの飯塚智崇さん(岩手大農学部4年)の案内で整備された木々の間を1時間ほど散策し、20種の樹木やキノコに注目しました。
江刺 里山発 いただきますに続く道

 結婚と同時に里山に入植し、自給自足の暮らしを実践している筆者が食と暮らしをつづるエッセー。1年間にわたり、手料理のイラストを添えて紹介します。月1回掲載。(文・河内山可奈さん、イラスト・菊地智久さん)

①三寒四温 ゆっくり春に
②大地目覚め 徐々に彩り
③昭和の田植え 助っ人大勢
④にぎやかに桑の実収穫
⑤虫発生で夏野菜ピンチ
⑥ヒマワリで自家用油

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