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コメが結ぶ酒『絆舞』完成 信金連携 47都道府県産米ブレンド

47都道府県産米をブレンドして造った日本酒「絆舞」を達増知事(左)に贈る浅沼盛岡信金理事長(中央)と渡辺城南信金理事長

 全国47都道府県産米をブレンドした日本酒「絆舞(きずなまい)」が誕生した。東日本大震災や熊本地震など被災地の復興支援が目的。城南信用金庫(東京都品川区)など各地の信金が連携した興(お)こし酒プロジェクトの一環で、県庁で11日、関係者が達増拓也知事に完成を報告した。

 城南信金の渡辺泰志理事長と盛岡信金の浅沼晃理事長らが訪問。渡辺理事長が取り組み経緯を説明し、浅沼理事長と一緒に贈答用の一升瓶2本を達増知事に手渡した。

 達増知事は「地域に根差し全国にネットワークを持つ信金さんならではの取り組み。岩手の南部杜氏が全国で活躍し、絆を感じる。復興の仕上げに向けて被災地への関心を高める上でもありがたい」と感謝した。

 2017年から岩手、宮城、福島、熊本の被災4県産米で造る「絆結(きゆ)」に続く第2弾。212信金の協賛を得て地域連携の輪を全国に広げ、本県のひとめぼれ、宮城県のササニシキ、東京都のきぬむすめなど各地の主食用米をブレンドした。

 都道府県数に合わせて精米歩合47%まで削り、福島県会津坂下町の曙酒造で醸造した純米大吟醸酒。きりっとした爽やかな辛口という。醸造本数は1万3000本(1本500ミリリットル入り)。2200円で販売し、うち100円を被災地に寄付する予定。ラベルの名称は書家の金澤翔子さんによる揮毫(きごう)。

 昨年6000本を醸造した絆結(1本720ミリリットル入り、2800円、うち200円寄付)と一緒に19、20日に都内の東京国際フォーラムで開く地方創生イベント「2018“よい仕事おこし”フェア」(盛岡、一関、城南など9信金が委員を務める実行委主催)で販売される。

 イベントは6、7月の西日本豪雨、9月の北海道胆振東部地震の被災地支援も含めた内容。渡辺理事長は「全国のおコメが絆で結び付いてできたお酒。フルーティーで甘口な絆結と今年の絆舞を飲み比べるのもいい」とPRする。

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