一関・平泉

時代絵巻 華やか 一関・花泉 金沢大名行列 やっこ堂々練り歩く

約200人が時代絵巻を繰り広げた金沢大名行列。やっこが「オートマカショー」の掛け声に合わせ、地区内を練り歩いた

 一関市花泉町金沢の伝統行事「金沢大名行列」(実行委主催)は16日、かつて宿場町として栄えた地区内の県道弥栄金成線で開かれた。秋晴れの下、地域住民が扮(ふん)する「やっこ」や鉄砲隊など総勢約200人が堂々と練り歩き、華やかな時代絵巻を繰り広げた。

 行列は金沢八幡神社を出発し、片道約600メートルの通りを往復。ほら貝役を先頭に、地元の内沢集落住民による露払いややっこ、金沢小学校児童の鉄砲隊と神輿(みこし)などが後に続いた。

 黒い衣装に身を包んだやっこは大鳥毛や熊毛を掲げ、「セーハー オートマカショー」(お供は任せて)の掛け声に合わせて片足を上げる独特な歩き方で巡行した。沿道には多くの人が詰め掛け、やっこなどの姿をカメラに収めていた。

 行列に合わせ、金沢ふるさと協議会主催の軽トラック市も開設。新鮮な野菜や果物が販売され、人気を博した。地元の婦人団体協議会員の手踊りパレードや金沢保育園の遊戯も披露された。

 同市真柴の小岩三昭子さん(68)は「孫が参加しているので見に来た。200年以上も続いていると聞き感動した。地域の人たちに長く愛されている行事なのだと思った」と話していた。

 小岩達実行委員長は「天候が心配だったが、晴れてほっとした。今年は軽トラック市も開催してもらうなど、地域一体となって大名行列を盛り上げてもらえてうれしい」と感謝していた。

 金沢大名行列は、同神社の例大祭と併せて行われている。宝暦7(1757)年、内沢集落に祭られていた八幡宮焼失による遷宮の際、氏子らが大名行列の様式で行進したのが起源。それ以来代々継承され、今年で262年目。市の無形民俗文化財に指定されている。

momottoメモ

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