一関・平泉

3年ぶりスプラッシュ 一関高専水泳部シンクロ公演

3年ぶりに復活した一関高専のシンクロ公演で、迫力満点のパフォーマンスを見せる水泳部員

 一関工業高等専門学校水泳部(小松駿介部長)によるシンクロナイズドスイミング公演が16日、一関市萩荘の同高専プールで行われた。校内での公演は2015年以来3年ぶりで、15周年を迎える今回は吹奏楽部ともコラボレーション。水しぶきを上げて躍動するウォーターボーイズ&ガールズが詰め掛けた観客を魅了した。

 公演には水泳部員は男女約20人が出演。2回の公演で、部員たちは吹奏楽部員約30人による生演奏に合わせて迫力満点のパフォーマンスを披露した。

 「じょいふる」や「ブラジル」などの楽曲に合わせ、水泳部員たちはアクロバチックなジャンプやプールサイドでのコミカルなダンスを展開。クライマックスで3段やぐらを成功させると、会場は大きな拍手に包まれた。

 花巻市から訪れた土谷美雪さん(17)は「シンクロを見るのは初めて。演技をしている時の皆さんの笑顔がすてきで元気づけられた」と感動していた。

 一関高専のシンクロ公演は、高専祭に合わせて行われてきた名物企画。室内プールの故障で16年から中止となっていたが、17年に工事が完了し、今年は公演を復活させた。

 公演に花を添えた吹奏楽部の上野零治部長(4年)は「緊張したが、シンクロの勢いに合わせて演奏ができた。来年もまた一緒にやりたい」と期待していた。

 小松部長(4年)は「予想以上に多くの人が来てもらえてうれしかった。水泳部のOBにも来てもらい、お客さんも笑顔になってもらえた。ここで終わらず、来年以降も続けていきたい」と気持ちを新たにしていた。

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