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最優秀賞は「岩手さん」 新しい岩手の妖怪・県芸文協

最優秀賞に選ばれた石井君の作品・妖怪「岩手さん」

 県芸術文化協会が公募していた、イラスト「新しい岩手の妖怪」の最優秀賞に、盛岡市立桜城小学校2年の石井宏志郎君(8)の作品「岩手さん」が選ばれた。最優秀賞作品は、10月6、7の両日に盛岡市の県民会館で開催される第2回芸術体験イベントで製作するペットボトルキャップアートの題材に採用される。

 イラストは小学生以下を対象に、A4判の用紙に自由な発想で描いた妖怪の絵を募集。県内各地から144点の応募があり、県芸術文化協会やデザイナー協会の関係者で、最優秀賞1点、優秀賞4点、奨励賞3点、特別賞1点を選考した。

 最優秀賞に選ばれた妖怪「岩手さん」は、滝沢スイカや南部せんべい、わんこそば、南部鉄器など特産をモチーフにした岩手らしさあふれる妖怪で、色彩に富んだ色使いが評価された。

 石井君によると、左手が「岩」、右手が「手」の形をしており、性格は「ちょっとやんちゃ」。岩手山を写真に撮ろうとすると、こっそり写っているという。

 ペットボトルキャップアートは、色とりどりのキャップを点に見立てて作成するドット絵。両日は来場者に身近にあるキャップを持ち寄ってもらい、絵を制作する。制作に必要なキャップ数は4704個。また応募のあった妖怪のイラストは芸術体験イベントの会場で展示する。

momottoメモ

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