奥州・金ケ崎

一畳の“舞台”で物語凝縮 お芝居デリバリー 昔話メドレーに親子夢中【奥州】

訪れた親子連れらを楽しませた「お芝居デリバリーまりまり」の昔話メドレー

 東京都や静岡県などを拠点に活動している役者でつくる「お芝居デリバリーまりまり」の昔話メドレーは24日、奥州市水沢のメイプル地階の「えほんの森」で開かれた。おなじみの昔話などを5分ほどに凝縮し、身体だけで表現する独特の舞台で、集まった親子らの関心を引き付けた。

 メンバーは、東京都と静岡県、福岡県でそれぞれ役者として活動を続けている高木雅代さん(43)と大内智美さん(41)、鎌田貴嗣さん(39)で、大内さんは同市水沢の出身。胆江地方の読書ボランティア組織「胆江ゆめネットワーク」の協力で、2011年から東日本大震災の沿岸被災地の小学校などで公演を続けてきた。17年は被災地公演を休止したが、「また必ず来る」と子供たちと約束したことから、今回は資金を集めるなどしてボランティアで訪れた。

 「まりまり」の3人はいずれも黒い服装で道具などは使わず、豊かな表情や迫力のある動作など独特の表現で、5分ほどに凝縮した昔話などの登場人物を演じている。

 畳1枚ほどのスペースを“舞台”にして、「靴屋の小人」や「桃太郎」のほか、福岡県の昔話「蛇になった娘」などを汗だくで演じる3人を、集まった親子らは歓声を上げながら見入っていた。

 「まりまり」は、東日本大震災後に初めて訪れた山田町の大浦小学校と日台きずな保育園をそれぞれ25、26日に訪問し、子供たちと再び交流する予定。

 大内さんは「できる限り、沿岸被災地の子供たちに会いに来たい。被災地の人たちのことをいつまでも思っていることを伝える行動をしていきたい」と話し、「依頼があれば、小学校や幼稚園、高齢者施設など、どこにでも出掛ける。その際の公演に合わせて、被災地に訪れたい」と期待している。

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