花巻

水沢工「雷神」がV 高校ロボ競技県選考会 一関工は3位【花巻】

ロボットを操作して課題をこなす生徒

 高校生が自作ロボットの性能、操作技術を競う2018年度全国高校ロボット競技大会県選考会(県高校教育研究会工業部会主催)は23日、花巻市石鳥谷町の花北青雲高校を会場に開かれ、2度の競技で競った結果、水沢工業高機械工作部のチーム「雷神」が優勝した。上位4チームが山口県で10月に開かれる全国大会に出場する。

 ロボットの製作過程を通してものづくりや技術への関心を育もうと毎年開催。今回は工業系の学科がある9校から14チームが出場した。

 競技は、リモコン型と自立型のロボットを使って2種類のボールとメガホン、ペットボトルを指定エリアに運び入れたり、板と管を組み立てたりする内容。競技時間は3分間。

 課題をクリアすることで点が加算される仕組みだが、より高得点を目指すにはロボット操作の速さや正確さなどが求められる。各チームとも、競技開始の合図とともに選手たちが連携してロボットを操作し、課題を次々とこなしていた。

 全国大会は来月20、21日に同県周南市で開かれる。

 水沢工「雷神」を除く全国大会出場の上位入賞チームは次の通り。

 ②盛岡工電子機械科「盛工ME2018」③一関工工学研究部「Tourist robo」④宮古工建築設備科「ファシリティ12号」

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