一関・平泉
雨ニモマケズ三ツ石山登頂 山目市民セ成人事業【一関】
一関市の山目市民センターの成人事業「紅葉の網張 三ツ石山トレッキング」は27日、雫石町と八幡平市にまたがる三ツ石山（１４６６メートル）で行われ、参加者25人は雨に打たれながらも秋山登山を楽しんだ。
三ツ石山の頂は、ミネカエデやミネザクラの葉で一面が赤く染まる紅葉の名所。同日は一関勤労者山岳会の吉家省吾さんが、大松倉橋ゲートを発着点に奥産道コースを案内した。
雨は始終降り注ぎ、途中の三ツ石山荘では数人が休憩し、有志が山頂を目指すことに。40分ほどで登頂し、色づいた木々の葉をめでたり、白くかすむ遠景に目を凝らしたりしていた。
「青空なら岩手山も見えたはず」と想像する人や、「みんなと一緒だから雨でも登れた。いい経験になった」と達成感をにじませる人もいた。
