一関・平泉

400年の時超え軍議再現 東山 武者集結し、唐梅館絵巻【一関】

400年以上の時を超えて唐梅館絵巻で再現された軍議

 天正18(1590)年の小田原参陣についての軍議を再現する唐梅館絵巻(実行委主催)は30日、一関市東山町の東山総合体育館で開かれた。総勢333人の武者が館内に集結して軍議を執り行い、集まった多くの観衆を前に、400年以上の時を超えて壮大な歴史絵巻を繰り広げた。

 同絵巻は小田原参陣を前に、葛西氏の重臣千葉一族の本拠地唐梅館に磐井、胆沢、気仙、本吉、登米、栗原などから集結した各諸将による武者行列と唐梅館での軍議を再現するイベント。第18回の今回は総大将の千葉広胤役に俳優の風間トオルさん(56)を迎えた。

 同日は前線や台風24号の影響に伴う雨のため、長坂商店街から唐梅館総合公園までを練り歩く武者行列は中止。同商店街と同総合公園で予定していたアトラクションや軍議再現などは同体育館で実施した。屋内での開催は2005年以来2度目となった。

 保育園や幼稚園など町内4施設の園児による「ちびっこよさこい」でスタート。地元の女性による総祝い千人踊りや東山鶏舞教室受講生による神楽が披露された。

 軍議では各地から到着した諸将に対し、総大将役の風間さんが「よく参った」とねぎらい、豊臣秀吉方へ立ち向かう決意の口上を披露。全員で気勢を上げた。

 出陣祝賀の舞では、姉妹都市三春町(福島県)の荒獅子保存会が演舞。餅まき後はげいび大獅子太鼓の演奏やげいび藤美連らによるよさこい演舞を繰り広げた。

 同市厳美町の村上純子さん(38)は「雨が降ったのは残念だったが、総大将の風間さんをはじめどの武将も立派ですてきだった」と歴史ロマンを満喫していた。

momottoメモ

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