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県庁前で「ハカ」披露 NZ高校ラグビー部【岩手】

県庁前でクライスト・カレッジ高伝統の「ハカ」を披露する同校ラグビー部の選手

 県内高校生らとラグビーや東日本大震災からの復興交流を行っているニュージーランドのクライスト・カレッジ高校ラグビー部U16岩手遠征選抜チームが4日、県庁に達増拓也知事を表敬訪問した。本県での体験や思い出などを語り、2019年のラグビーワールドカップ(W杯)の釜石開催の成功を願うとともに、庁舎前で同校伝統の迫力ある「ハカ」を披露し、観衆から大きな拍手が送られた。

 同校ラグビー部はオールブラックス(ニュージーランド代表)に多くの選手を輩出する名門。W杯の開催機運を盛り上げ、11年に地震で被災した本県とニュージーランドクライストチャーチ市の交流促進、釜石鵜住居復興スタジアムの活用、本県高校ラグビーの競技力向上を目的に、県が関係機関・団体と協力して招聘(しょうへい)した。

 15~16歳を中心とした選抜選手20人とコーチ2人が、先月27日から8泊9日の日程で来県。黒沢尻工、北上翔南、黒沢尻北など五つの高校を訪問、本県U17次期国体選抜チームとの交流試合や県内高校との合同練習、釜石市での防災研修、ホームステイによる異文化体験を行った。

 表敬訪問でマット・デュラント選手は「来年W杯が行われるスタジアムでプレーできたことが一番の思い出」と語った。ジョシュア・ジョンストン選手は日本の高校生のプレーについて「懸命なプレーが印象的。統率が取れたラグビーで素晴らしいと思った」と振り返った。

 また、ルイス・ガン選手は「ニュージーランドと岩手は似ているところが多い。11年に被災したまちなので、日本で学んだことを帰っても忘れず常に学ぶ姿勢を大切にしたい」と話した。

 達増知事は「国を超えた友好交流には互いを知ることが重要。訪問で得た経験をこれからの勉強と人生に生かしてほしい」と語り、生徒たちの前途に期待した。

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