米国生徒 歌や踊り披露 国際交流プロジェクト 水沢南小を訪問【奥州】
米国シカゴのラングストンヒューズ校の生徒9人が4日、奥州市立水沢南小学校(西前和恵校長)を訪ね、歌や踊りを披露し合うなどして6年生と交流を深めた。
ラングストンヒューズ校の6~8年生の生徒と教諭3人は、9月30日から日米国際交流プロジェクトの一環で訪日している。4日は水沢南小6年生113人と「じゃんけん列車」ゲームを一緒に楽しんだ後、好きな教科や色などを含めて日本語で自己紹介、歌とダンスを披露した。
水沢南小の児童は、リズム感たっぷりにダンスする生徒たちに「私も挑戦したい」と感心。お礼に来週の南小フェスティバルで上演する歌や演奏、ダンスが入った劇の一部を披露した。ヒューズ校の生徒は、息の合った演技に「素晴らしい」と絶賛していた。
その後、各教室で英語や日本語で自己紹介をしながらコミュニケーションを取り、給食を一緒に取った。
橋本咲太朗君(12)は「外国の友達3人つくるのを目標にしている。1人目ができたし、いろいろ交流できたのがうれしい。自分の印象を聞いたら『Good』と言ってくれたのもうれしかった」と交流を楽しんだ様子。マロリー・フルーインさん(12)は「日本人は優しくて尊敬する態度が印象深い。相手に敬意を払う文化なんだと感じた。またすぐにでも来たい」と話していた。