一関・平泉

厳美 東北V ママさんバレー 快進撃止まらず【一関】

東北ママさんバレーボール大会クラブAの部で優勝を飾った厳美

 9月に奥州市総合体育館で開かれた第46回東北ママさんバレーボール大会で、一関市の厳美が初優勝を飾った。初戦から決勝までストレート勝ちで圧倒したチームは支えてくれた人たちに感謝しながら、気持ちを新たにしている。

 厳美がエントリーした東北大会クラブAの部は各県1位代表6チームで優勝を争った。厳美は予選ブロックを突破し、決勝では福村フェニックス(青森)と対戦。相手エースを封じ込めて序盤から主導権を握ると、2-0で退けて栄冠を手にした。

 結成30年目の厳美は、厳美町、中里、赤荻などの20~50代の選手17人が所属。小野寺俊コーチの下、厳美中学校体育館で練習に励む。今年2月から県では負けなしと快進撃を続ける。

 武居香織選手は大会に出場できなかった佐藤敦子主将に代わってチームを率い、勝利に貢献。目標を達成し、「失点しても気持ちが崩れることはなかった。試合を重ねるごとにチームのまとまりも強くなった」と胸を張った。

 小野寺コーチは「我慢のバレーができていた。初戦を勝利してからは、他の試合でも先手を取ることができ、流れをつくれた」とたたえた。

 阿部浩子監督は「チームワークの良さが発揮できた。全チームがレベルが高く、その中で勝てたのは自信になった」と笑顔。優勝にも慢心はなく、「地元の方々のたくさんの応援が大きな力になった。勝てたのは応援してくれた地元の人や支えてくれたコーチのおかげ」と謙虚な姿勢を見せた。

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