全国地域安全運動の出動式 奥州署管内 犯罪撲滅へ結束
全国地域安全運動がスタートした11日、奥州市役所江刺総合支所で奥州署管内の出動式が行われた。関係機関・団体から約200人が集まり、犯罪撲滅に向けた結束を強めた。
同運動は▽子どもと女性の犯罪被害防止▽特殊詐欺の被害防止▽鍵かけの励行-の3点を重点に、20日まで展開される。
出動式には奥州地区防犯協会連合会をはじめ、管内の防犯協会・連絡会関係者らが出席。同連合会の及川正幸理事は「熱意と実行力で、奥州市と金ケ崎町が安全なまちになることを願う」、同署の佐々木雅夫署長は「関係者の連携の下、成果を上げられることを祈念する」とそれぞれ述べた。
「鍵かけモデル地区」に決まった同市江刺伊手地区の伊手振興会に、佐々木署長が指定書を交付。黒石町防犯協会の遠藤庄三郎会長が「地域が安全で住民が安心して毎日を過ごせるよう、関係機関・団体が一層の連携を図り防犯活動を行う」と決意表明した。
式後は、パトカーと青色回転灯車が管内への広報啓発活動に出発した。